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box-office
2011/02/26(Sat)
先週末の映画興行成績、
「ヒア アフター」は「GANTZ」に次いで2位だったということですが、(シネマトゥディより)
その興行成績について少し気になる記事をみかけました。

Beyond 'Bourne': Matt Damon's Box-Office Powers Waning

見出しからしてあまり気持ちのいいものではないんで、しっかりと訳してないんですが、(笑)
どうやら「ボーンシリーズ」以降の、興行成績においてのマットの力に翳りが見えてきている、
というようなことが言いたい記事のようです。

ということで畳みます。(笑)

記事はとりあえず、「ボーンシリーズ」と「オーシャンズシリーズ」以外では
マットはあまり好成績を残していないと示していて、記事中にこんな表がありました。

bo

うーん。
これを見ると、確かに昨年公開された「Green Zone」は製作費1億ドルに対して
アメリカ国内3500万ドル、全世界でも9940万ドルに留まる興行収入で、
興行成績的に大赤字を出しているのは確かだし、
それがまた「ボーン4」への波紋を広げているのも確かだとは思います。

だけど、他の作品を観ると、製作費を軽く越えているものばかりで、
私には製作費以外のかかる宣伝費や何やらさっぱりわからないので、
これが「Miss」と判定されるとそうなんだ、と厳しい世界を思い知るだけなんですが・・・。

また記事は、ライバルスタジオの首脳部が、
「デイモンはスパイやオーシャンズシリーズの映画だとあてになるけれど、
 それ以外は大いに疑問だ」
と言っているとし、さらには、結果を望めるはずの「ボーン4」に
マットが出演しないことにも言及しているようです。

こういったことは、癖があったり芸術的な企画を重視する、
マットの作品選びにも問題があると指摘していますが、
マットと親しい方が言うには、
マットは世界で最も偉大なムービースターであろうとするよりも、
様々な役を演じることができる俳優であろうとすることに、より関心を持っているとのことです。
そして彼は俳優としての幅を広げること、また素晴らしい監督と仕事をすることを考えている、と。

実際にマットの、クリント・イーストウッド監督の2本の作品や、
コーエン兄弟の「トゥルー・グリット」の出演料は従来の半分以下だったんだそうです。
それでもすんごい額なんですけど(笑)マットにとればこの監督達との仕事は
お金ではなくて、何にも替え難い貴重な機会だったんだろうと思います。

けれど記事は、「それではお金を生み出すことはできない」と伝えています。

そして、「The Adjustment Bureau」を含め、マットのこれからの出演作を並べて、
「ボーンシリーズ」のように興行的に期待できそうなものはない、と。
また「Liberace」を例にとり、ゲイのピアニストの伝記映画が大ヒットするとは
想像しにくい、と。

最後に記事は、マットと親しい方の、
「それでも素晴らしい監督はマットと仕事をしたがっています。
 マットの過去の作品をいくつか見ても、それらの役柄を演じきれる俳優なんて
 多くはいないです。マットはドラマもコメディも演じることができるんです。」
という言葉を置きながらも、もしこれら全ての映画が失敗したら、
「Good Will Hunting 2」なんてのはどうだい、と意地悪く締めくくっています。


はい。
なかなか悪意がある記事だとは思いますが(笑)この記事が全て間違いだとは思わないです。
巨大なお金が動くショービジネスの世界なんで、やはり興行成績が最も重要なのは理解できるし、
大ヒットを飛ばすスタッフやキャストが名を馳せるのもわかります。
映画制作側としてはなんとしても稼がなきゃ。(笑)

けれど、甘いかもしれないですけど、それが全てだとは思わないし思いたくない。

私はマットの作品選び、好きです。
きっと基準は、脚本と監督と、どれだけ自分がエキサイトできるか、
ということだと思っていますが。
どれだけ俳優としての自分の財産になっていくのか。

多くの人に受け入れてもらえる映画つくりは大事だと思いますが、
ヒット性に拘るような映画作りは絶対にしてほしくない。
本質に拘った映画作りをし続けていってほしい。

興行的に失敗だったと言われる「Green Zone」だって、
意義も価値も大きい作品には違いなくて。

ただ、この作品を観てツイッターでつぶやいたというマイケル・ムーアの
「私は、この映画が作られたことが信じられない。愚かにも、アクション映画として公開されてしまった。ハリウッドで作られたイラク戦争映画では最もまっとうである」
という言葉が、悲しいことにこの現状を表わしている気がします。

自分の理想とする作品を製作するにはヒット作が必要なのはきっと確かで、
けれど良作が必ずしもヒットするとは限らない厳しい世界であるのも確かで、
理想と現実の壁というのはどうしても立ちはだかってしまうんだろうけれど、
マットにはどんどん挑戦していってほしいと思っています。

そしてちょっと嬉しかったのが、この記事に寄せられたコメント。
もちろん、アンチマットだって存在するのだし、
この記事を肯定するようなコメントもあったんですが、
こういう考え方が駄作を生むのだと、この記事を「ばかげている」と一蹴し、
マットの俳優としての今の在り方に理解を示すものがほとんどでした。

愛されているんだなー、マット。

なんだか再確認できて、嬉しくなった記事でもありました。(笑)
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